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男と女 すれ違う二人

<ワシントン州立大 ジョン・ゴットマン博士>
夫婦のすれ違いはなぜ起きるのか?
すれ違う原因は会話のパターンにある。

実験夫婦  会話 クレジットカードの使い方

夫「今月のカードの支払はどうなっている?」

妻「それ どういう意味よ」

夫「これまで何度もあったけど君宛の高額な請求を僕が慌てて支払ったよね。
    ああいうびっくりは もうごめんだ」


博士 このあと二人は口喧嘩にエスカレートしていくと予測

日頃、不満に感じていることを話題にしても
すぐに口喧嘩に発展していく夫婦としない夫婦がいる。

この違いこそ夫婦の関係が長続きするかどうかのカギを握っている。

なぜ実験夫婦の場合すぐに喧嘩になるのか?
原因は夫のこの発言!
夫 「こればで何度もあったけど君あての高額な請求を僕があわてて支払ったよね。
ああいうびっくりは もうごめんだ」

妻がカードで多額に支払いをすることがずっと不安だった夫
その不安を 相手を批判する形で告げている。

もしもこのとき夫が
「月末に大きな支払がくるのではないかと不安に思っているんだ」
と率直に告白する形で告げていれば
その後に成り行きはまったく変わっていたはずです。

夫に批判された妻は、当然 防御にでます。

妻「私が家族を危険にさらしているような言い方はやめてよ」

夫「そんなんじゃない」

妻「だって・・」

夫「また、これでケンカか」

どちからが批判すると相手は自分の立場を守る
あとはその繰り返しです。
そのはてに待っているのが相手を見下す発言です。
これが、話し合いであったはずの会話を不毛な口喧嘩に変える典型的なパターンです。

夫「基本的なことなんだ。専門家に聞いてごらん。      
  支払を先延ばしは、だめというのは常識だよ」 

関係のない第三者を持ち出し
分かっていないのは君だけだと見下したのです。
それが決定打となってその後の口論は激しくなる一方でした。

妻「カードは便利だし生活に必要なの」

夫「それは問題ないよ」

妻「それが月末にたまるのよ。」
 「家のお金を握っているあなたにひざまづけってこと?」
 「どうかお支払くださいって」

夫「その、言い方は不公平だ」

批判・防御・見下し
のパターンが繰り返されると
夫婦はお互いを避けるようになります。
これが、離婚に至る典型的なパターンだと言えます。

お互いいい関係を保ちたいと考えているのにケンカになるのはなぜか?
しかも、何度も繰り返してしまうのはなぜか?

それを知る手がかりは
会話をしている時の心拍数にあります。

夫は心拍数が上がる。
口論がストレスになっていることの表れです。
妻は激しい口調とは裏腹に
心拍数は低い状態のままでした。
よく、女性は感情的だといますが、
心拍数からみればその限りではないのです。

なぜ、こうした差がでるのか?
実は、私達がたどった歴史にあります。
母乳を与え子育てをする女性は
ホルモンの働きによって
気持ちを落ち着かせる能力が高いと考えられます。

例え、ストレスを受け心拍数が上昇した場合でも
女性の方が早く下がることが実験で確かめられています。

一方、狩りが担当の男は
常に怠ることなく警戒心を働かせなければなりませんでした。
このために、ちょっとしたきっかけさえあれば
心拍数や血圧をあげ攻撃態勢に入るよう体が適応していったのです。

悪いことに男性は批判を攻撃と受け止めがちです。
当然、心拍数は上昇します。
その果てにどんな行動に出るのか?<夫>実験ストップしてくれと
突然会話と打ち切りました。

実は、会話を一方的に打ち切る85%は男性です。
理性的な対応が出来なくなる中、衝突を避けるために
本能的に会話を打ち切るのです。

男性は女性に比べて心拍数が早く上がり
落ち着くにも時間がかかる。
警戒心を維持するために進化した
この特徴を現代でも引きずっています。

進化で獲得したこうした違いが
すれ違いの原因となっていることが意外と多いのです。

男女関係の障害が二つあります。

○男性が女性の気持ちを読み違いついつい余計なことをしてしまう。

男性は女性に比べて気持ちや感情が読み取れない、という報告があるのです。

○会話に対する男と女の違い

長い進化の歴史の中で女性達は
部族の他の女性を行動を共にし
会話を絶やすことはありませんでした。
仲間の絆を深めるための会話では
相手の感情を知ったり自分の感情を伝えることが大切でした。

一方男同士の会話は
狩の途中など刻々と変わる状況にどう対応するのか
問題解決型のものでした。

実は男と女の会話に対するこの違いが
男女のすれ違いを産む最大の理由ではないか。

進化で培ってきた違いは
とかく男女を違う方向に向かわせてしまうようです。
女性は人間関係に積極的になる一方、
男性はそうではありません。

妻  「すれ違う原因は日頃夫とのコミュニケーション不足にあると感じていました。
     その日にあった出来事すら話し合えないことがしばしばあります。
     しかも夫は疲れていて会話を交わす気分ではないのです。
     私は自分の気持ちが受け止めてもらえていないと感じ絶望的な気持ちになります。
     しかも、その気持ちからなかなか抜け出せないのです。」

職場であったちょっとしたことやささやかな喜び悲しみなど
その日に味わった感情を夫と共有したい妻

しかし夫は解決すべき問題があるとき以外
会話をすることに積極的ではないのです。

男と女のすれ違いを乗り越えるため
どのようにコミュニケーションをとればいいのか?

男の人が上手に会話を続けるのかがカギ

男性が女性に受け入れられる最大の秘訣とは
質問することです。

ほとんどの男の人は質問しません。
いつも主張ばかりしています。
質問をすれば相手は関心を持ってもらえていると感じ心をひらきます。
だから質問は最も重要なのです。

質問の訓練 「ご両親の口ゲンカを見たときどう感じたか」
夫「両親の口喧嘩を見てどう感じたの?」

妻「とても怖かった。」
 「・・・・・・・・」
夫「論理的に考えて どちらもいい結果にならないとしたら」
 「きっと絶望的な気分になるんだろうな」
ストップ
アドバイザーが
彼女を分析しなくていいの。
ストレートに気持ちを聞いてあげて!

男性は社会に厳しい競争を生き抜くために自分を磨いてきました。
そのため、相手の気持ちを受け止めたり
感情に敏感になるのは容易ではありません。
しかし、夫婦ですごす時間が長くなる中、
自ら変わり家族との絆を深めることが求められいます。

これは新たな挑戦なのです。

訓練の最後に最も大事な質問をします。
それは、長い人生を共にする間柄なら
必ずお互いに知っていなければならないことです。

あなたの夢は何ですか?
人生で成し遂げたいことは何ですか?

妻「あなたの成し遂げたいことは何ですか?」
 「どんな祖父として孫に記憶されたい?」

夫「そうだな、良き夫で 良き父親で 良き市民として記憶されたい」
 「君は?」

妻「おばあさんになって ロッキングチェアに座ったとき
  後ろを振り返ると・・・
  あなたもそこにいて欲しい
  そして人生を穏やかに幸せに過ごしたい
  息子が遊びに来るとき
  私達の家に安らぎを感じる そんな場所にしたい」
相手の人生のゴールを聞く体験

我々は今、生きていく意味や人生の目的といった哲学的なレベルのことを
夫婦で一緒に考え
新しい価値観を共に築きあげていく
そんな時代を迎えています。

夫も妻も長い人生を歩むために
かかせない大切なパートナーなのです。

子供を共に育てるために始まった
女と男の恋愛のメカニズム

しかし、長い進化を得て男女関係は
子孫を残すためのものから
人生を共に過ごすパートナーへと変化してきています。

お互いの違いを知り
それを受け入れる努力をする
それが、新しいパートナーシップを築く道なのかもしれません。
福島での婚活パーティー